ふだん過ごしている土地を離れて人と話すときや、出身地が違う人と話しているとき、ふとした瞬間に、相手が「……ん?」という表情を見せることがあります。「その言葉ってどういう意味? 方言?」と言われて初めて、自分がいつも使っている言葉が実は方言だったと気づいた、という経験がある人も少なくないのではないでしょうか。
最近、Twitterで話題になったツイートがありました。日々寄せられる不安や悩みについて「パピコを3人で分ける方法選手権」「桜を見る会が中止になったので来年から何を見る会になるか選手権」のような「選手権」を開催し、みんなに意見を求めることでその不安や悩みを解決する、という取り組みをしている坊主(@bozu _108)さんの、関西の方言に関するツイートです。
「それ、なおしといて」が通じない!?
お題は「標準語だと思っていた方言」でしたが、数ある意見の中で最優秀に輝いた言葉は、関西弁の「それなおしといて」。「なおす」は標準語だと「修理する」という意味で捉えられる言葉ですが、関西では「片づける」という意味で使われます。つまり「それなおしといて」は、標準語で言うところの「それ片づけといて」の意味ですね。ちなみに関西では、「標準語」と呼ぶことに違和感を覚えて「共通語」や「東京弁」と言う人もいます(厳密に言えば「共通語」と「東京弁」も違うものですが)。
ともあれ、坊主さんのこのツイートには、関西出身とおぼしき人たちから「『なおしといて』って方言なんや……」という驚きの声が多数寄せられました。ここでは、ほかにも関西の人が「ずっと全国共通の言葉と思っていた」と驚かれる代表的な言葉を紹介していきます。
「モータープール」って何?
関西では当たり前に使われている「モータープール」。しかし、この言葉は関東ではほとんど使われません。「流れるプールのこと?」と勘違いされることもあるそうです。「モータープール」を広辞苑で調べると「自動車置場。駐車場」と書かれています。実は関西でも「月極駐車場」「時間貸し駐車場」と狭義で認識している人も多いようです。
なぜ「モータープール」という言葉が広く認知されたのかについては諸説ありますが、第2次世界大戦後の進駐軍(連合国軍)の集中配車場に由来するといわれています。関西以外の地域ではこの言い方が定着せず、結果的に方言となったということのようです。
「モータープール、方言的な表現だと最近知った」
「『モータープール』が他県では通じなかった時の衝撃」このようにSNSには日々、モータープールが方言であると知った関西人の驚きの声が上がっています。あまり方言らしさがない外来語であるため、全国で使われているような印象を持つ人も多いようです。「とはいえ関西でも今は若い人は言わないと思う」「『パーキング』って言うほうが普通」という意見もあります。
「押しピン」? それとも「画鋲」?
「押しピン」と聞いても意味はなんとなく通じます。しかし、関東の人からすると耳馴染みがありません。「押しピン」を同じく広辞苑で調べると、「画鋲に同じ」と出てきます。ところが話は簡単ではありません。実際には「画鋲」の意味で「押しピン」を使う人と、「押しピン」と「画鋲」を使い分けている人も関西には見られるのです。使い分けている人によると、薄くて平らな金属の頭部がついているものは「画鋲」、プラスチックでできたつまめるものは「押しピン」なんだそうです。
関東人から見ると、どちらも同じ「画鋲」で、呼び分けるなど考えたことすらありませんが、
〈使い分ける派〉
「関西では当たり前のように使い分けて言ってる」
「『押しピン』と『画鋲』は、方言とかではなく別物として使い分けたい名称」〈使い分けない派〉
「押しピンと画鋲は呼び方が違うだけ」
「押しピンは、形関係なく画鋲全般のこと」SNS上ではこのように、関西人の中でも意見が分かれています。
これも方言かも?
ほかには、「食材についての言葉は意外と方言だと気づかない」と指摘する人もいます。大阪出身のAさんは「オカンから『かしわ買(こ)うてきて』ってよく頼まれたりしました」と話しますが、「かしわ」とは鶏肉のこと。もともとは日本在来種の茶色または黄色っぽいニワトリの肉のみを指していたといい、関西以外に九州などでも使われるそうです。ほかにも、「おじや(雑炊)」や「かやくごはん(五目飯)」、アメは「あめちゃん」、豆は「おまめさん」、お粥を「おかいさん」というように「さんづけ」するなど、「全国共通だと思ってた」という言葉はよくあるようです(「おじや」はもともとは単に「雑炊」を指す女性言葉だという説もあります)。Aさんの考察によると、「仕事の関係で東京に来ている関西人は、仕事の話やテレビの話は普通にしますけど、生活の話はわりと仲がいい人しかしないから、意外と指摘されなくて方言だと気づかないのではないか」とのこと。
何十年も生きてきた中で、当たり前に使っていた言葉が「実は方言だった」と知ったときの衝撃は、言葉に言い表せないほどです。もしかしたら、いま話しているその言葉も、ほかの地域では意外に通じないかもしれません。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191116-00014441-toushin-life
かえるちゃん
心の中のモヤモヤを解決してくれてありがとう!
名無しさん
名無しさん
関東などで使うと、「何を修理するの?」と聞き返されたというエピソードがあります。
東島秀俊
関西人だと一発でわかるのが「なんぼ?」
名無しさん
「それ、ほっといて。」関西人はそれをすてるが、他地域の人はそれを放置するって聞きますね。
mi
名無しさん
「これサラやねん」
って言っても、関東人には通用しなかったのも衝撃だった。
名無しさん
転勤をきっかけに自分が話していた言葉が方言だったことに気づきました。
岡山県にいたとき、病院に行って処方箋を受けたとき、頓服処方で「えらいとき」(しんどい、つらいという意)って書いてありました。たぶん、方言だと気づいていなかったのでしょう。
方言っておもしろいですね。転勤した際、その地方の言葉を知って楽しんでいます。
名無しさん
「今日はカッターが安い日やねんなあ」と近所の奥さまに言われて、はて、何で刃物を定期的に安売りするのかと思ったら、クリーニング店でワイシャツのセールをする日のことだったと知って驚きましたね。
主人は会話で相手のことを「自分」と言うのにすごく戸惑ったと。
名無しさん
阿佐ヶ谷住民
見聞を広める為にそういうのも紹介してほしい。
名無しさん
「でんがなまんがな」はほとんど聞かなくなった
大阪中心部なんか中国語と韓国語の方が大きく聞こえてくるよ
名無しさん
名無しさん
名無しさん
両親が北海道の方言を使うので、自分では使わないけど意味はわかる、とずっと思ってました。
家の中でしか使わない方言に「うるかす」があって、ずっと全国共通だと思ってました。
「うるかす」が北海道の方言で自分も北海道の方言を使っていたと知った時の衝撃(笑)
本当に驚きでした。
「うるかす」は食べ終わった食器を水につけておく時に使います。
「お茶碗、うるかしといて」って。
名無しさん
「ミンチください」は通じなかったな。
自分的には衝撃的だった。
名無しさん
名無しさん
東京の仕事に行った時に師匠が「しんどい」を使ったとき
「何その言葉、そんな方言使っても通じない」と言われた。
それを聞いた時「しんどい」は大阪弁なんだと衝撃を受けた。
今は何とか全国区の言葉になりつつありますね。
n****
ベルばらのオスカルが庶民の食事の貧しさに衝撃を受けるシーンで、「食べ物をしまつして」って言うんだけど、意味わからなかった。後に関西弁だと知り、オスカルが大阪弁だったのかとこっちが衝撃を受けた。
名無しさん
名無しさん
なんでやろう…
名無しさん
ではなく、福岡県でも使います。
以前、出身は北海道やけど大阪府で生活をしていたという男性と
一緒に仕事をしたことがあるのですが、その時に福岡県出身の僕が
その彼に「これ、なおしておいてください!」って言ったら、
その彼は関西だけで使われる方言だと思ったようで、「えっ?今
何で関西弁使ったんですか?僕が大阪にいたからって別に無理して
関西弁を使わなくて良いですよ!それによその人が関西弁を使って
いるのを本場の人に聞かれたら怒られますよ!」って言われて
凄くムカついた思い出があります…
実際に、大阪弁?関西弁?なのか分かりませんが、その彼はよく
喋っていたのですが、同僚の男性で生粋の大阪府民がいたのですが、
その同僚から見た彼の訛りは「腹が立つ!大阪人を気取るのは
止めてほしい!」という評価でした…
名無しさん
mas
関西人が具材として「肉」と言う場合、牛肉のことを指します。
だから、肉じゃがは牛肉で作りますし、逆に関西資本の肉まんは正式名称が豚まんです。
関西ではあまり豚を食べる習慣がなかったため、肉=牛になったそうで。実際、私の親も殆ど豚を使うことはありませんでした。
今では、安くて美味しいので重宝していますがね。
名無しさん
関西では「いっせーのーでっ!」が多いかな。
そして持ち上げるタイミングは関西では掛け声の後一呼吸置いてからですが、関東では掛け声終了と同時なので関西人と関東人は息が合わないとか笑
名無しさん
「ほかして!」は結構知られていたので、
関西出身の人にいきなり言われも分かります。
「なんぼ」「わや」は北海道でも使います。
今は特にテレビのバラエティーで聞き慣れてきたので、大体分かるようになりました。
関西を始め西日本の人達が羨ましいのは、
全国どこに行っても自分の言葉でしゃべり通す事ですね。自分の方言貫きますね。
私なんか、東京に合わせてしまったのと、北海道の訛りも混ざるので中途半端。たまに故郷に電話すると訛りが懐かしく聞こえ、電話口から「何かっこつけて話してるの?」って、言われてしまいます。
名無しさん
しゃーり
同じ関西でも地域で方言があり、同じ県でも方言で通じないことがある。地元では、打ち身などて内出血して青ざめた後をにえているという。ザ行の発音が苦手で、ゾウさんはドウさん。全然をデンデンと言えば通じる。
名無しさん
関東人ですが子供の頃からコワ飯は聞いているし、鶏肉の炊込みご飯をカシワメシって呼ぶのも聞いていいます。それに標準語と言いつつ関東でも相模、武蔵、房総、江戸と言葉が違いますし、最近人気の湘南地方と言われてる地域でも県西部と川崎から鎌倉辺りまででは高齢者の方言は異なります。
私の祖母は千葉出身でしたが、子供の頃に握り飯を「オヤンキ」と言われて判らなかったのを思い出しました。
名無しさん
若い人はやはり標準語の片づけておいての言葉を話してるようですが、
気心知れた人や同県の人の会話には地元の方言で話し合うのが意思が伝わりやすいように思いますが。
mission:imポチble
元々は油絵のキャンバス生地を木枠に固定する為のU字型や短い楔から派生した物。
中世ヨーロッパでは木造船に使われる青銅や銅に燐鉱石を混ぜたサビに強い舟釘から発達し、大型帆船の見た目重視の美しい飾り釘が鋲の前身らしい。
古代中国で、板切れに釘を打ち付けひっくり返し土や草で偽装して追撃する敵の足止めに使う罠を単に鋲と表し、漢字に兵の文字が使われた由来だとされている。
やがて日本に伝わり、経師屋の建具や太鼓の留め具などに広く使われる。
お寺の本堂などでは血生臭い鋲の由来を嫌い、釘や鋲に頼らない宮大工の技術が発展したらしい。なぜか畳の鋲打ちは黙認された。
鋲を「びょう」と言うようになったのは安土桃山時代前後の築城から一般化したらしい。当初、飾り釘の装飾を「くも・がらん」と呼ばれ権威を示す家紋の意匠を付けるのが流行った。
語源や起源を辿れば、画鋲もまた後世の方言かも知れない。
オチャムリン
名無しさん
東京の人はYシャツって言う
名無しさん
江戸時代の『守貞漫稿』にもと女性の言葉だが、今の江戸では男女とも使う、と書いてあります。女房詞起源ということでしょうね。
もうちょい前「おじや:関東では雑炊」ともあります。
名無しさん
サラピンは新品でカツカツはいっぱいいっぱいの意味なんだけど
後、なんでやねんとほんまやは何故か笑われる
関西では結構使う頻度高いんだけどねw
名無しさん
なおしといて。
最近は、しもうといてって言ってる。(仕舞うから?)
大阪弁にも船場言葉と浪花言葉があるので微妙に違う事もある。
はて?しもうといてはどっちだろう。
mtj
夫と同じ関西出身の方いらっしゃいますか?
名無しさん
鶏肉のことをかしわと呼びます。
かしわで変換しようとして
柏が出てきて「あれ?」と思った
経験があります。
名無しさん
名無しさん
あと、ことばのアクセントでイラッと来ることはありますね。一番はB’z(こちらが違うんですけどね)
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