パワハラをはじめとしたブラックな経営者により、自死に至るような、つらいケースを報道で多く見るようになってきました。
今まで、泣き寝入りしていたものが、表に出てきたと思えば、世の中は良くなってきているのかもしれません。しかし、こうしたものはなるべく早く消えてほしいと願うばかりです。もちろんいちばん悪いのは、ブラックな経営者、ハラスメントを行う人で、悪質なものは法的な処分を下すべきです。しかし、法的処分までに自分の心身が壊れては意味がありません。まず自分の安全を第一に考えてほしいです。
ニュースなどであまりにひどいパワハラの実態などが流れますと、多くの人は「なぜその会社を辞めなかったのか」と不思議に思うでしょう。
■「自分では辞められない」状態になる前に
私の体験や過労やうつ状態から抜け出して幸せになった人を取材した拙著『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』に描いたとおり、理由は人それぞれにあるでしょうが、「判断力・思考力を奪われている」というのも大きいのではないでしょうか。
長時間労働による過労や、ハラスメントによる心的ダメージは、人間から「まともに考えて対処する力と余裕」を奪うのです。洗脳といってもよいかもしれません。
すっぽりと、真っ暗なトンネルに入ったような状態になってしまうと「進む」という選択肢以外見えなくなってしまいます。
そうなったあとで、自ら「退職」という大きな決断をするのは難しいことです。まず、そのような選択肢が「見えない」状態になっていますし、もし「見えた」としても、「手の届かないはるか遠く」であり、そこにたどり着くだけの力が残っていません。
結果的に「力尽きるまで前に進む」しかなくなってしまいます。
そうなった後での対処はとても難しいことから、「そういう状態になりそうだと感じたら、まずは休んで判断力を取り戻す」というのが、重要です。「限界まで頑張った」後では遅く、「まだ大丈夫」のうちに「意識的に休む」ということですね。
特に睡眠が何より大事だと思います。
もし、不眠の傾向などが出てきた場合には、専門の医療機関で受診することも1つの方法でしょう。
つづきはこちら引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181211-00253369-toyo-bus_all
オーサー報告
労働相談の経験では、職場で倒れ、救急車で運ばれて入院して「はじめてやめようと思った」というケースが多い。長時間働くと、「泡を吹いて気を失う」ということが共通して起こるようだ。
だが、彼らは「働き方がおかしい」と忠告を受けていなかったわけではない。家族や恋人から再三「辞めてほしい」といわれながら、長時間労働の中で「なにも…もっと見る
まずはトップ・ダウンで大手企業・元請け・下請け・孫請けの順に仕事が降りてくる訳で、納期そのものを見直す必要があり、
更には単価も見直さない限り、こういう働き方をせざるを得ないのが
現状です。
但し、大手企業にも客先はあるので、根本的には頼む側の問題。
公共関連では国・政府や各自治体の責任。
民間で言えば、個人・法人の客先の責任。
スピード納期って聞こえは良いけど、そこで追われる人は知らず知らずの内に心も身体も蝕まれる。
頼む側が少し納期が長くても待つぐらいでないと、受注側が疲弊してしまいます。
納期を守らなければ仕事は取れないし
仕事が無ければ利益は無いし
上からの仕事の流れを変えないと
下は変わらないよね
物価は上がっているのに
原価を値引き、低価格高品質って
数をこなさないと利益はないし
数をこなすには時間が掛かるし
どー考えても無理じゃね
近世の炭鉱や金採掘場ではブラック労働は既に行われていたようですが
明治になり近代工業の導入で工場労働が始まると休まず働くブラック労働が一般化して月月火水木金金となってしまったようです
日清日露大東亜戦争と戦争ばっかりやっていたのも関係あるかとおもいます。常在戦場で非常時がずーっと続いている感じですかね日本は。
もちろん納期は1日でも遅れは許されないし、金銭も1円だってズレは許さない。
相手に完璧を求める以上求められる側はそれに応えようとする。そうなりゃ過度な労働を強いていまう事になる。
仕事をする側が緩和しようとしても依頼者側からは許されないのだから、一様に会社だけが悪いとは思わない。
話は変わるけど、最近の煽り運転だって結局は他社によって自分に僅かでも不利益が被る事が許せないから起きること。
仕組みより何より意識の問題が一番大きいと思う。他人に不寛容な精神が徐々に強くなってる。
どうそれを改善していくかは、私ごときには分からないけど。
それにそんなに働かれるとパートナーとしてもなんだかプレッシャーなんです。これはなかなか実際にそうならないと分からないかもしれない感覚ですが。。
家のことも子供のことも話し合いなんてする時間も、向こうには気力もありません。
なんのために働くんでしょう。1日1日を幸せに過ごせないなら、お金なんて最低限でいいと思います。
風邪と同じでひき始めすぐに休めれば早く治るのを、軽いからと我慢して悪化してしまうのと似ています。
まだ正常なうちに(ストレスで頭髪の一部は白く脱色してしまいましたが・・・)転職した経験がありますが、そうすると次のとこ受けるときにかなり理解されにくい事実があります。
なので社会全体が事情を軽んじないことや寛容であることが必要なんじゃないかと思います。それが結局は自分自身も許容されやすくなって生きやすさに繋がるのでは・・・。
仕事がキツい・休めない・人間関係が悪い・給料が安いの4つが揃ってしまうと、
どんな人でも心が折れてしまうと思うんだよね。
4つのうち1つでも極上の条件なら、
そうでなくても2つがソコソコの条件であれば、
それを心の拠り所にして、何とか頑張れてしまうんだろうけど、
そういう会社は、今の日本ではホワイト扱いなワケで…
転職を経験すれば、ある程度見える部分もあるんだけど、
新卒で入った会社に対して、その見極めをしろと言われても、
なかなか難しいのが実情なんだと思う。
責任感、正義感で片つけるのではなく、自分の現状を把握して、それに見あった知識を付けて、発言する勇気がないと、競争社会では成り行かない。無茶苦茶な納期や段取りを押し付けてくるのはあり得ないけど、もしかしたら相手は本気では言ってないかもしてない。自分から発言出来るようになれば抱えてる仕事もうまく行くようになるし、仕事を辞めるきっかけも自分で判るようになると思う
実際、仕事でパワハラ、仲間外れにされてきた時期、通勤の度に自殺することばかりを考えてた時もあったけど、死ぬ前に出来る限りのことをしてやろうと思い、行動に移した結果良い方に動いて、今も同じ職場で、仕事環境も待遇も良くなった。
親やインフラに頼るのもありだけど、人のアドバイスを聞きながら、八方手を尽くした後にしないと、甘えん坊社会になるのでは
効率を上げて残業を多い月で130時間、平均80時間ぐらいでやれてましたのでましな部類だと思いますが。
会社は年俸制なので?業務時間の報告は毎月していましたが会社側は管理はしていなくて、やることと言ったらこちらが捺印して報告した就業時間を残業時間が多すぎると言って少なく書き換えるくらいのもの。
ひ弱なので体調を崩して医者に行きましたが、早い段階で来てくれてよかったと医者に言われました。医者に来てくれないと助けようがないと・・・
産業医は本来はどうかわかりませんが、私の経験上は会社の味方をするので、まず体調不良と会社との因果関係を潰しにかかったりして面倒くさい存在でした。内科、心療内科、明らかにメンタル的につらいと思ったら精神科の順で外部機関の医者にかかったほうが良いと思います。
当然、顧客は安いのが良いので飛び付きます。ですが、労働者に対して何の対策も講じる事なくエリア担当またはサービス担当のマネージャーからは「工夫して」の一言で頑張らせようとする。
当然、現場は鉄火場や戦場のような場所と化す。話は介護職に戻すが、そのような現場にて、施設利用者や訪問などのサービス利用者に暴言やクレームを受け、それでも会社に提案やサポートを求める事ができず、汚物処理や場合により家事もこなして無理に近いニーズに応えさせられる介護者である我々の気持ちは、正直長期間は堪えられない。
追加して書くとするなら、プライドのハードルを下げる努力が必要なのかも。
頑張って入った会社も、自分の実績努力でも到達できないレベルの案件なら、撤退も視野に入れる。(会社を辞める)
大学、高校とかもそうで、入学=ゴールではなく、そこがスタートなのであって、、。
会社であっても、頑張っても報われない、自分の努力以上の成果を求められる、仕事が終わらない等、は自分に対して不向きな会社。=長く勤めてもやがて疲弊していってしまう会社と考える事が重要で、、。
そこにプライド、まわりの目、世間体、を考えてしまう。
そのハードルを下げて、自分でも可能な環境を考え直す事が必要かと思います。(心身が壊れる前に、、。)
世の中、いろんな人の職業があって生活できている訳で・・。
自分の体、心に合った職業を見つけ出すのは難しいかもしれませんが。
労働環境が変わるきっかけがないと、自分がどういう状態に置かれているのか認識出来ないんです。
異常だと認識出来ても、目の前の仕事に迫られてどうしようも無いんです。
私は鬱になって4年間、薬を飲みながら仕事を続けましたが、強力な睡眠薬飲んでも不安で眠れませんでした。
向精神薬の副作用で仕事のミスが増え、それに伴って作業量が増え、眠れなくて、ミスしての繰り返しでした。とにかく仕事しなきゃ、としか考えられませんでした。
転機が訪れたのは、事業所が親会社と経営統合する事による転勤でした。
やっとここで負の連鎖から抜け出す事が出来ました。
現在療養3年目です。未だに仕事の夢に苦しんでます。これからも苦しみ続けるでしょう。
私みたいになる前に、早く気付いて抜け出せる人が増える事を願います。
話は変わるが、一般論として、経理部門というのは、属人主義でなくとも、担当者しか業務が判らないから、いきなり社員を増援しても業務にならない。
業務がわかる人がいなければ、伝票や会計ソフトがあっても、仕事にならない。
いや、公認会計士を呼べば処理できるが、ブラック企業ほど、明るみしたくない闇の事情があったり、経費をケチるから、そんな外部の人間を呼ぶ発想自体がない。
それで、バカな経営者が経理部門の人員削減をやって、決算直前に担当者が過労で倒れ入院した場合、病室に押しかけて、会社に連れ戻そうとして、医師に退去を命じられ、パニック状態となる。
過労が加速してきた背景には日常の業務にパソコンやネット通信などが大幅に導入されて単純計算作業やコミュニケーション速度がそれまでとは全く比較にならないほど速くなったことがあると思います。それ以前は人間が手作業で処理をしていたので、当然そのスピードの限界は人間の能力の範囲内でした。でもいまはコンピュータが処理を行うので処理の速度は人間のそれを遙かに凌駕しています。
結局人間が処理できて、理解できて、能力的についていける仕事量やスピードを超えてきているから人間がどんどん疲弊してきているんだと思います。
コンピュータの処理結果を人間がチェックして、判断・指示を行うなんてそもそも人間の能力では無理、ということを理解することが大切なように思います。
家賃補助も失業中ずっとではないし、それだけで生活できるわけじゃない。
さらに、年齢や性別で簡単に見限られるのが日本。表面では何も言わないけど、書類段階で落とされるケースはいくらでもある。ハロワは応募段階で志望先の「若い人希望」「女性希望」を理由に応募を渋るからね。
記事では自分じゃ決められない事情を心の原因にしてるけど、生活面のほうが圧倒的に大きいと思う。
生活面で辞められないが仕事するほど精神も壊れる、やがて仕事ができなくなり、収入もなく、援助もなく、死に至る。どこに救いがあるの。
困った時の救世主というのが派遣さんのあるべき姿で、安く長くホールドしようというのがおかしい。
派遣さんの方が高くつくならばちゃんと正社員を教育しようとして、実力ある会社に成っていくのではないでしょうか。
ちゃんと実力ある人が会社を、上流を回すようになれば、下流の下請けさんたちにしわ寄せがいかないようになりますよ。
コメント