現金お断り！ 完全キャッシュレスな珈琲店ってどうなの？

　PayPayの100億円キャンペーンが2月12日から再びスタートするなど、注目を集めるキャッシュレス決済。といっても、インバウンドの影響もあってかQRコードが注目されがちです。

個人的にはかざすだけで、サッと決済できるiDやSuicaのほうが楽なので好きです、、、などとうだうだ考えていたら、気になるニュースを耳にしました。

落ち着いた雰囲気で、椅子もよく、喫煙スペースも、電源とWi-Fiもある僕の大好きな「上島珈琲店」に完全キャッシュレスな店舗が登場しました。大手町フィナンシャルシティ店が2月1日から完全キャッシュレス店舗への移行したとのこと。

しかもモバイルオーダーアプリ「O:der」で会計すると、初回注文でお会計が 50%OFFになるキャンペーン展開しています。お得にコーヒーを飲みたい＆完全キャッシュレスの上島珈琲店を見ようと思い、大手町に足を運びました。

キャッシュレスオンリーなので、カウンターには会計待ちの列はありません。僕は学生時代にアルバイトでコンビニのレジをしていましたが、端数をきっちり出そうとするお客さんや紙幣の枚数確認など現金の取り扱いは本当に厄介。「みんなSuicaかクレカにしてくれー」とピークタイムに心の中で叫んでいました。

上島珈琲店の来場者はもともと現金とキャッシュレスの比率が半々ということもあり、今回の完全キャッシュレス店舗に踏み切ったそうです。会計作業に余裕ができるぶん接客や調理に集中できるから、小売店や飲食店はどんどんキャッシュレス化していけばいいいなと、完全キャッシュレスな上島珈琲店の様子をみて思いました。

キャンペーンを展開しているO:derは事前にスマホアプリからメニューの注文をして決済します。注文確定時に受け取り時間を指定できるのでユーザーはレジに並ぶことなく、スムーズに商品を受取れます。手間なのは最初のクレジットカード登録だけ。一度登録してしまえばアプリ操作で「食べたい」と思ったときにサッと注文と決済ができます。

クレジットカードやスマホ決済は現金払いの時よりも会計が早めに済みますが、どうしてもメニューの調理時間がかかってしまいます。しかし、O:derならば事前に注文と決済をしているので、入店してすぐに商品を受け取れます。並ばない、待たない、このパパッと感は本当に快適です。しかも半額だなんて最高。

中国のコーヒーチェーン「luckin coffee」も同じように、アプリで事前に注文をして店頭でコーヒーを受け取れます。昨年1号店を出店から半年でユニコーン企業になるほど急成長を遂げており、コーヒーは事前に注文して店頭で受け取るといった文化が浸透しつつあるそうです。

今回のシームレスで時間に無駄のない購買体験は快適です。今後、コーヒーなどのテイクアウト系のメニューは「店頭で受け取る時代」にシフトしていくのではと感じました。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190207-00010004-engadgetj-sci